
【理由はなくてもイタリアが好き♡】ブログです。
ご訪問ありがとうございます。
郷土色豊かなイタリア。「イタリア料理はない」と言われているほど、
それぞれの土地に根付いた料理が、地元の人々に愛され受け継がれています。
日本でも地ビールのように、町おこしの一つにもなっている土地の特産物。
イタリア、トリノで珍しいモノをみかけました。
【初めて見る、地コーラ!】
トリノへ久しぶりの訪問。地元トリネーゼと会って、街をのんびり散策。
喉も乾いた頃、休憩することになり。
炭酸の効いたドリンクを欲していたので、コーラをオーダー。
出てきたのは、見たことあるようでないような。いや、やっぱり見たことなかった。
このコーラ、世界中で販売されているコカ・コーラではなかったのです。
トリネーゼ曰く、トリノで販売されている 「 la MOLE COLA」 (モーレコーラ)
地ビールならぬ、地コーラ?

MOLE COLA
【MOLE COLA誕生】
缶を見ると、 『VERO PRODOTTO ITALIANO』と 記載あり。
イタリア国内50か所、訪れていますが他の地域では見たことはありません。
ジェノヴァ、ミラノにも、この数日前に行きましたが、
MOLE COLAなるものは、お初です。
これまで何度もトリノに来てながら、初めて。
調べたところ、MOLE COLAは2012年にイタリア発コーラ(prodotto italiano)として
トリノで誕生。Wikipediaによると、コーラのスローガンもあり、
“Bevi cola italiana”
イタリア産コーラを飲んで!というところでしょうか。
★モーレコーラの種類は、3種類あり
・Rossa 赤 (オリジナルバージョン)
・Nera 黒 (砂糖無し)
・Bimbi カフェイン無し
★Mole-Cola記事 Wikipediaより(イタリア語)
https://it.wikipedia.org/wiki/Mole-Cola
今回私が飲んだのは、オリジナルバージョンのRossaでした。
【名前の由来は?】
MOLE COLAの名前のモーレは、
トリノ市内にある国立映画博物館の建物のモーレ・アントネリアーナが由来。
*la Mole Antonelliana (トリノのシンボル的な建物です)
コーラに描かれている絵は、 この国立映画博物館の塔をイメージさせます。
下記写真が、国立映画博物館のモーレ・アントネリアーナ。
いかがですか? 缶の絵に似てますよね?

la Mole Antonelliana
少し注目していただきたいのが、MOLECOLAの缶の上部分。
イタリアの国旗カラーの3色が使われているのがおわかりいただけますか?
細かい演出に遊び心を感じさせるのが、さすがモーダの国。

MOLE COLA
気になるお味は、 コカ・コーラと大きな差は感じません。
違和感なく、飲めます。

MOLE COLA
*余談ですが。。。
後で、ミラノ在住ミラネーゼに「Mole Cola知ってる?」と聞いたところ。
「知らない」との返答あり。
ミラネーゼも知らない「MOLE COLA」は、レアものです!
トリノを訪れたら一度試してみてください。
*ミラノとトリノはFreccia rossaで1時間の距離

トリノ市内